しばらくの間、落ち着いてパソコンに向かう時間が取れなかったので、お休みしておりました。
これから、ぼちぼちですが、時間を見つけて更新していこうと思います。
さて、前にも一度日記に書きましたが、お醤油の話です。
先日、香川県の小豆島にある丸島醤油さんに、見学に行かせていただきました。
400年ほども前から、しょうゆ作りが盛んだった島、香川県の小豆島。
温暖な気候・良質な塩・交通の便が良いこと・・・などの好条件が重なって、昔からしょうゆ作りが盛んな島。
今日でも、いくつものしょうゆ屋さんが残っています。
丸島醤油さんは、江戸時代からの伝統を受け継いで、今も、古式天然醸造法によるしょうゆを作り続けている会社です。
古式天然醸造法って何?
一般に普及しているおしょうゆとは、どこが違うの?
といったことを、製造の現場を見せていただきながら、説明していただきました。
ここが、蔵です。
大きな杉樽の中で、1〜2年かけて、ゆっくりと熟成させています。
材料は、丸大豆、小麦、塩、麹のみ。
蔵に近づいただけで、甘〜い、いい香りがします。
まるでフルーツみたい。長い時間いても、全然大丈夫です。
よ〜く見ると、表面で、酵母がポコポコと動いているのが見えました。
ところで、この杉樽ですが、大事に使えば何百年と使えるそうです。
しかし、今ではもう、新たに杉樽を作ることはできないのだと言っていました。
樽に使えるような200年以上といった杉が、日本では手に入らない、という問題もありますが、
一番の問題は、樽を作れる職人さんがいなくなってしまった、ということ。
今日、昔ながらのしょうゆを作っている小さなおしょうゆ屋さんは、減少しています。
丸島さんは、醤油の製造をやめたお店から、使わなくなった杉樽を譲っていただくこともあるそうです。
でも、今使っている樽が使えなくなる頃には・・・しょうゆを杉樽で仕込むことは、できなくなっちゃうんですかね?
そんなことを考えると、貴重なしょうゆなんだな〜、って思いました。
さて、このあと、一般の作り方のしょうゆ(化学醤油)の製造現場も案内していただきました。
ここでびっくりしたのですが・・・
香りが全然違うのです!!
鼻にツーンとくるというか、目がチカチカするというか・・・。
これは長い時間いられない、早く出たい、って思いました(^^;
化学的に作っている醤油は、丸大豆ではなく、脱脂大豆を使い、
大量生産するためには、そんなに時間をかけていられないので、
数日〜数ヶ月で出せるように、いろいろな薬品を添加しているそうです。
「杉樽の中では、酵母は働きたければ働いて、休みたければ休んでいる。
でも、ここは、酵母が、毎日強制的に働かされているんですよ。
だから、酵母が怒っていると思いませんか?」
案内してくださった社長さんの説明に、なるほどなあ〜、と思いました。
ちなみに、私は、丸島さんのしょうゆを10年近く使わせていただいています。
今日、製造現場を見せていただいて、
「化学合成されたしょうゆは、なるべくなら使いたくないなあ・・・」と思いました。
(あの香りは、今もまだ忘れられません)
そして、杉樽仕込みのしょうゆが、
今の時代にいかに貴重かということも、考えさせられました(*^_^*)
⇒おススメは、濃口醤油。味、コク、香りをお楽しみください♪
人気blogランキングへ
